安曇野で家づくりするなら知っておくべき2つの注意点

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長野県の中でも安曇野市は最近人気が高まっている市町村の一つです。

都会からの移住者も増えていますね

水と空気が綺麗でのどかな風景が楽しめる上に商業施設やライフラインも整っている。

まさにちょうどいい田舎と呼べる安曇野。

そんな安曇野で家づくりをしたいと考えている方が知っておくべき2つの注意点をまとめたいと思います。

ずっと長野県で過ごしてきた私も調べるまで知りませんでした

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安曇野での家づくりで注意すべき2つのこととは

安曇野での家づくりで注意すべき2つのことは以下の2点です。

  • 景観条例が指定されている
  • 上下水道加入金が他地域より高い

この2点を知らずに家づくりを始めると、あとで後悔してしまう事にもなりかねないので是非家づくりを進める前に知っておいて欲しいです。

 

景観条例

安曇野市には景観条例が指定されています。

エリアごとに内容が違い、見直しで改定もされるので、ホームページで最新の情報を是非調べて頂きたいです。

安曇野市景観計画・景観条例について

令和4年3月現在の内容をエリアごとにまとめます。

エリア共通

  • 市内全域高さ30メートルを超えるような建築物は原則認めません
  • 屋根の勾配を山並みの角度に合わせて景観に馴染ませましょう
  • 屋根及び壁面の色は景観計画に定められたマンセル値の範囲内にすること
  • 室外機や供給設備は周囲から見えにくい場所に設置し樹木や生垣で遮へいすることを推奨する
  • 物置、車庫、自転車置き場、屋外用ゴミ箱は建築物に合わせた形態・色彩にし耐久性に配慮しましょう
  • 堀や柵、フェンスは周囲になじみやすい素材や色彩を用い、植物と組み合わせましょう

まちなかエリア(豊科・穂高・三郷・堀金・明科拠点地区)

※該当地区であってもエリアの境界地区は他のエリアの目安を推奨する場合もあります

  • 敷地内の15%に樹木等を配置して緑化させることを推奨する
  • 色彩はけばけばしい色彩とせず、周囲の景観と調和した色調とすること

田園エリア

  • 家の配置は道路から2メートル、農地から2メートル、隣地から1メートル離すこと
  • 敷地内の20%に樹木等を配置して緑化させることを推奨する
  • 建築物の色彩はけばけばしい色彩とせず、できるだけ落ち着いた色彩とし、周囲の景観と調和した色調とすること

山麓・山間部エリア

  • 家の配置は道路から5メートル、主要道路から10メートル、農地や隣地から3メートル(同意の場合は1メートル)離すこと
  • 敷地内の40%に樹木等を配置して緑化させることを推奨する
  • 建築物の色彩はけばけばしい色彩とせず、できるだけ落ち着いた色彩とし、周囲の景観と調和した色調とすること

 

この他にも細かな推奨基準があります。自分の土地がどのエリアに該当するのか、どの基準をクリアすればいいのか建築するハウスメーカーや工務店に必ず確認してもらうようにしましょう。

また、建築する際には景観計画域内における行為の届出が必要で手続きには費用がかかります。

我が家は景観条例届出申請手続費として38500円がかかりました。

 

上下水道加入金

水が綺麗な安曇野。

安曇野の天然水なんかも販売されていますよね。

私は調べる前まで、水が豊富な安曇野は水道代ももしかして安いのではと思っていました。

勘違いでした(笑)

家を建てる際には、一般的に上下水道の負担金・加入金というものが発生します。(中にはかからない市町村もあります)

下水道の負担金が、一般的な価格は15万円〜30万程が相場なのですが、安曇野市は高額となっています。

下水道受益者負担金

豊科   面積割:1m2当たり140円 均等割:276,000円

穂高第一、第二  面積割:1m2当たり270円 均等割:420,000円

三郷   面積割:1m2当たり190円 均等割:400,000円

堀金   面積割:1m2当たり180円 均等割:460,000円

水道加入分担金

13mm  110,000円

20mm 176,000円

25mm 308,000円

30mm 484,000円

40mm 880,000円

50mm以上はホームページを確認してください

※比較的小規模な住宅で13ミリ、標準〜やや大きめの住宅や使用水量の多い家庭で20ミリが目安なようです。

参考:安曇野市上下水道料 料金表(R1年度改定)

 

我が家は上下水道負担金と加入金だけで63万円もかかりました

綺麗な水を守るためにはお金もかかるのですね…。

 

情報をしっかり収集して安曇野の家づくりを進めよう

今回は安曇野で家づくりをするなら知っておくべき2つの注意点についてまとめました。

実際に家づくりを進めてみて初めて知ることはたくさん出てきます。

知らないまま進めていくと

  • 広い庭が作れると思ったのに思っていたより狭くなってしまった
  • 購入した土地では、希望した規格住宅が建てられなかった
  • 思わぬところで予算オーバーになり、やりたかったオプションが付けられなかった

など思わぬ失敗に繋がることも。

少しでも下調べをして、理想の住まいづくりの実現に備えましょう!

 

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