ホクシンハウスの住宅展示場に行ってきました!!
「あったかあったかホクシンハウス〜♪」というCM、長野に住んでいると聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
- ホクシンハウスはどんな特徴があるのか
- 設備面や性能はどうなのか
- 掲示板などの口コミを見て個人的に気になって質問したこと
を中心にまとめていきたいと思います。
ホクシンハウスの特徴
ホクシンハウスの展示場で説明を聞いた、ホクシンハウスの特徴をまとめたいと思います。
細かいことは年々変わってくる可能性もありますので、詳しくは公式HPで確認ください。
エアコン1台で家中暖かくランニングコストがいい
CMの謳い文句にもあるとおり、とにかく高気密高断熱が売りのホクシンハウス。
床下のエアコン1台で家中どこに行っても暖かいのが一番の特徴です。(ただし1階延べ床面積18坪以下、長辺が8.19M以下の場合)
実際住宅展示場も寒い季節に行きましたが、脱衣所もトイレもどこに行っても一定の気温で暖かい。
長野の冬は本当に冷え込みますし、1年の半分はストーブが稼働しているような状態なので光熱費の節約にもつながってきます。
また、太陽光発電や蓄電器、オール電化と合わせることで自分の家で発電し自分の家で使用するという最高のランニングコストを実現できます。
地球にもお財布にも優しく、停電時にも安心ですね。
ファミリーだけでなく移住者や老後の方にも強い
これは規格住宅の間取りや性能面を聞いての私の感想ですが、ファミリーはもちろん都会からの移住者の方や、老後2人でゆっくり暮らしたい方にも強いという特徴を感じました。
家中が暖かいということは
- 子どもが一年中素足で過ごせる
- 冬でも赤ちゃんのお風呂上がりがゆったり
- ラグなどをしかなくてもいいので喘息持ちのお子さんにも安心
- 室内の気温差が無いので風邪をひきにくい
- 都会から移住してきた方も寒さにやられない
- 老後のヒートショック予防になる
といったメリットがあります。
また、規格住宅も家事導線を考えたファミリー向けのもの、老後階段を使用せずコンパクトに過ごせる平屋など、対応年齢の幅が広く、ライフスタイルに合わせた物を選択できると思いました。
規格住宅が分かりやすくなった
見学に行くまで、ホクシンハウスに規格住宅のイメージはあまりなかったのですが、実際話を聞くと規格住宅も設備が充実しています。
また、2021年3月規格住宅が一新し、より分かりやすく、価格も明瞭になりました。
現在出ているのが「GREEN SEED select」というもの。
4タイプ・110プランから、お気に入りのデザイン・間取りを選択することができます。
そのタイプは以下の4つ。
- Type Cycle(快適を追求した3LDK)
- Type GROW(いろいろと使える4LDK)
- Type LIGHT(吹き抜けのある3LDK)
- Type SHAR(遊び心満載の平屋)
どの規格住宅も高気密高断熱のFB工法、耐震等級3、キッチンバストイレ・照明・断熱サッシ・ドアなどの建具・床材・エコキュート・カメラ付きドアホン・などが標準装備で付いているのも安心。
しかも太陽光発電、蓄電器、EV200Vコンセントも標準装備です。
性能の高い家づくりはコストが高いというイメージがありますが、規格住宅であれば費用も抑えることができるので、自分たちのライフスタイルに合ったものがあるか、サイトで確認してみるといいですね。
ホクシンハウスの性能面
説明していただく中でお聞きした、ホクシンハウスの性能面についてまとめます。
高気密高断熱のFB工法
高気密高断熱のパイオニアと言われるホクシンハウス。
そのFB工法は超高気密住宅Cランクが全国で初めて認定されたという経歴を持ち、世界最高レベルの性能を持ちます。
FB工法については、専門家じゃ無いので詳しい解説は控え、いただいた資料から引用します。
家全体をすっぽり包み込むオリジナルの外断熱工法をベースに、床、壁、天井の室内空気層に、床下のエアコンで冷暖房した空気と、熱交換した新鮮な空気を自然循環させて、オールシーズン快適に保つ工法です。 ホクシンハウス標準装備アイテム資料より引用
つまり壁や床や天井と、家の外壁や屋根や床下の間に、空気が通る空間があり、そこに暖かい空気や冷たい空気を循環させて、家全体を冷やしたり温めたりしているそうです。
普通エアコンでは室内の上の方しか暖まらず、床暖房なら室内の下の方しか暖まらないのですが、FB工法なら室内全体が一定の気温に保たれます。これは気密性断熱性が高くないと実現しません。
この気密性と断熱性は、建築途中での数回にわたる検査に加えて、家の引き渡しの前に、家の購入者も立ち合いで最終的な検査を行い、正確な数値を見せて証明してくださるそうです。
2019年段階で
断熱性能を表すUA値の平均値 0.32W/㎡・K (平成28年省エネ基準の2倍以上)
気密性を表すC値の平均値 0.16㎠/㎡ (高気密住宅の30倍以上)
(ホクシンハウス公式HPより引用)
耐震等級3
ホクシンハウスでは耐震等級3が標準装備。
建物の基本構造に地震に強いモノコック構造、基礎に耐震地中梁ベタ基礎、制振ダンパーが標準装備されています。
家づくりは暖かさだけでなく、安心感も重要なポイント。
標準装備となっているのはありがたいですね。
ホクシンハウスの価格
気になるホクシンハウスの価格の話をしていきます。
こちらは新しい規格住宅が出て、ホームページがリニューアルしたことによりかなり明瞭になりました。
規格住宅ですと、大体1700万円〜2100万円ほどです。(2021年4月現在)
注文住宅になると、打ち合わせ回数などが多くなり、手続きも複雑になってくるのでもっと値段は上がるそう。
この価格は物価や材料費の高騰などの影響を受けて変化する場合もありますので、正しい価格は公式HPで確認してみてください。
掲示板の口コミを見て個人的に聞いてみたこと
ネットに流れているホクシンハウスの口コミを見て、気になっていたことを、展示場見学で個人的に質問してみました。
家中暖かいのはわかったけど夏は涼しいの?
最近は寒い地方でも夏の暑さが厳しくなってきました。
そこで気になってくるのが夏の室温。
過去、ホクシンハウスは冬はあったかいけど夏は暑い。2階にはプラスでクーラーが必要。などと言った声が上がっていましたが、現在ではそれが改善され、夏でも床下のクーラーの冷風で家全体の室温が20度ほどに下げられるようになっているようです。
ただ、社員の方によると、室温自体は20度まで下がるものの、クーラーなどの風を感じない分、体感温度が高く感じる場合があるとのこと。
その場合は扇風機などで空気の対流を起こすと改善されるそうです。
24時間換気システムのお手入れは?
室外に排気口があるものと室中に排気口があるものがあり、ホクシンハウスは中にあるタイプ。
前に違うハウスメーカーさんで中にあるタイプで排気口の掃除をする場合室内が汚れて大変という話を聞いたことがあったので質問してみました。
天井にあり、蓋がパコっと外れるようになっていてフィルターでゴミをキャッチするタイプだけれど、半年に1回くらいの頻度でお手入れしていればさほど汚れはたまらないそう。使い捨てのフィルターを交換すれば大丈夫なようです。
中信の方で建てたいけれど対応してる?
ホクシンハウスという名前の通り本社は長野市で北信の方が中心となっている会社ですが、中信の松本の方にも管轄があり、建築からはそちらの松本の方で担当の方がついてくださるそう。
ただし土地の情報は北信東信あたりの情報が充実しており、中信の方は個人で探す形となるそうです。
今では長野県内だけでなく、北海道や新潟など他の寒冷地の都道府県にも管轄が広がっているようですね。
結露はしないの?
一部掲示板などでホクシンハウスは結露するという口コミがあったので聞いてみました。
結論から言うと、よっぽど室内で大量の植物を育てて水やりをするなどと言ったイレギュラーなことがない限り結露はしないとのことです。
ホクシンハウスの標準装備はダブルサッシですが、2枚のサッシの間に熱伝導率が低いアルゴンガスが入っており、熱貫流率は1.30W/㎡・K。
住宅自体が優れた断熱構造を持っていることもあり、結露の心配はほぼないそうです。
それでも心配という方はプラス30万ほどでトリプルサッシに変更するオプションもありました。
シロアリの被害はないの?
これも一部掲示板の口コミでシロアリの被害があるのでは?というものがありましたが、ターミダンシートというものを取り入れていて、10年間1000万円保証のシロアリ保険も付いているそうです。
壁に空洞があるなら音が響くのでは?
これも口コミの一部にありましたが、2階の床に3層構造のタイガースーパーハードというものを使用しており、2階の音の低減をしているそうです。
全体を通しての感想
今回はホクシンハウスを見学し、話を聞いたホクシンハウスの特徴や設備、価格などをまとめました。
家づくりにおいてとにかく暖かい家というのが第一優先だった我が家にとってホクシンハウスはかなり魅力的に感じました。
暖かさだけでなく、ランニングコストや耐震面など全体的な性能が高いというのは安心ですよね。
唯一欠点として感じたのは、床下のエアコンが要となっている分、浸水に弱いのではという点。
あとは人によってはデザインは好みが分かれるかもしれません。
それ以外の点においてはとても高い性能を持った住宅だと思います。
この記事を読んでホクシンハウスが気になった方は、ぜひ見学に行ってみてくださいね。
追記
その後複数社検討した後、我が家はホクシンハウスで家を建てることに決めました。
今後実際に建てた感想や性能面の実際などを記事にしてアップして行こうと考えています。
ホクシンハウスを検討される方はぜひまた覗いてみてください!